ハワイ・ヴィラ様式の家55 – ガラス越しの向こう側
リビングドアから望む玄関ドア。
リビングのドアだけはガラス戸にしたい…
そういうリクエストは結構あります。
玄関開けて帰ってきた時に、リビングの雰囲気が解るし繋がっている感じがする。
それもそうですが、
リビングから玄関を眺めるのもいいモノです。
ガラスドアの向こう側って
何かを感じ、想像してしまうモノです。
リビングドアから望む玄関ドア。
リビングのドアだけはガラス戸にしたい…
そういうリクエストは結構あります。
玄関開けて帰ってきた時に、リビングの雰囲気が解るし繋がっている感じがする。
それもそうですが、
リビングから玄関を眺めるのもいいモノです。
ガラスドアの向こう側って
何かを感じ、想像してしまうモノです。
誰かが今にも帰ってきそうな…
扉の向こうに誰かが立っている…
上手く言えないですが、
そんな気配のする、人を感じる玄関を創りたかった。
なんて言えばいいのかなぁ~
寒々しい玄関ではなくて…
出掛けたくなり、帰ってきたくなり…
ほんわりと柔らかい感じ。
だからモザイクタイルを床に使用し光と影を遊んでみた。
玄関ドアのとドライウォールの乾いた感じが、モザイクタイルの艶をより際立たせてくれた。
いつどんな表情や気持ちで、この玄関を何度と通り抜けて行くのか…
光と影のように色んな事がある人生
その舞台を創らせて頂いた事は本当に意味が大きい。
シーリングファンは意匠的にも空間の素敵なオブジェになるので、とても重宝します。
同時に室内の空気循環にもとても大きな効果をもたらします。
階段の上り際や吹抜けに使用すると、上層部との温度差を撹拌してくれますので冷暖房の効率も上がります。
でも私が一番大事にしている事は、風を感じるという事です。
家の中で風を感じるという事は、感性が起きます。
匂いも感じます。
止まっていた空間が動き出します。
植物の葉も揺れ始めます。
風を感じると人の気配や雰囲気が生まれます。
なんか音楽も流したくなります。
風を感じる家って、私は大事だと思っています。
ハワイ・ヴィラの家なのですが、どうしてもトイレにミニ手洗いが必要だった。
Villaとは避暑地や海辺の別荘や邸宅
だからちょっとコテージ風なスタイルが混ざってもいいかと…
和にも見える。
アジアンにも見える。
どう見て頂いても良いと思います。
輸入水栓はデルタ社ADDISON 792RB-DST 定価¥68,500
天然石手洗鉢 コーラルストーン 定価¥69,000
ブロンズ色のカントリーなイメージを
ボディのシェイプされたデザインがスタイリッシュな感性へ導いています。
ありがちなカントリーテイストの和の鉢型洗面や
モダンテイストの手洗い鉢も流行っていますが、
どちらにもゆる~く片寄らず、コテージスタイルです。
デザインって装飾する事だけなのか…
いや…主張しない引き立て役の装飾も絶対必要…
お施主様が求めるなら飾ればいい…
シンプルが良いなら程々にすれば良い…
言い訳をすれば幾らでも理由は付けられる。
結局そんなのデザインでもなんでもない。
ただの押し付けであったりする事も多い。
いつも自問自答する。
決めるのは私じゃない。
感じるのも私じゃない。
この家の家族が感じてくれればいいのである。
だからひたすら試行錯誤するのみ。
そこに答えが無いからいつも難しい。
そろそろ頭をリフレッシュしておかないといけないなぁ~笑