ジョージアン様式の輸入アパート-軒の収まり
軒の収まりと窓のトリムワーク。
輸入住宅に欠かせないデザインの1つにモールディング・トリムワークがあります。
黄金律、ボリューム感…やり過ぎても駄目だし、寂しくてもダメ…
そしてもっと拘ったこと。
それは屋根の通気をとる為の軒の換気スリットを見せないコト。
快適な家づくりには必要な手法だけど、工業製品のスリットが軒下に並んでいるとせっかくのデザインも台無し…
だからモールディングに細工して、工業製品の換気スリットを隠しました。
軒の収まりと窓のトリムワーク。
輸入住宅に欠かせないデザインの1つにモールディング・トリムワークがあります。
黄金律、ボリューム感…やり過ぎても駄目だし、寂しくてもダメ…
そしてもっと拘ったこと。
それは屋根の通気をとる為の軒の換気スリットを見せないコト。
快適な家づくりには必要な手法だけど、工業製品のスリットが軒下に並んでいるとせっかくのデザインも台無し…
だからモールディングに細工して、工業製品の換気スリットを隠しました。
輸入住宅のアパート。
ジョージアン様式の4世帯メゾネットが完成しました。
やっと晴れた日に撮影が出来た。
アパートなので予算を抑えつつ、入居される方が魅力的に思ってもらえるよう、試行錯誤と工夫を繰り返し、これからの建築の仕事の中でとても有意義な経験になった。
リビングドアから望む玄関ドア。
リビングのドアだけはガラス戸にしたい…
そういうリクエストは結構あります。
玄関開けて帰ってきた時に、リビングの雰囲気が解るし繋がっている感じがする。
それもそうですが、
リビングから玄関を眺めるのもいいモノです。
ガラスドアの向こう側って
何かを感じ、想像してしまうモノです。
誰かが今にも帰ってきそうな…
扉の向こうに誰かが立っている…
上手く言えないですが、
そんな気配のする、人を感じる玄関を創りたかった。
なんて言えばいいのかなぁ~
寒々しい玄関ではなくて…
出掛けたくなり、帰ってきたくなり…
ほんわりと柔らかい感じ。
だからモザイクタイルを床に使用し光と影を遊んでみた。
玄関ドアのとドライウォールの乾いた感じが、モザイクタイルの艶をより際立たせてくれた。
いつどんな表情や気持ちで、この玄関を何度と通り抜けて行くのか…
光と影のように色んな事がある人生
その舞台を創らせて頂いた事は本当に意味が大きい。
シーリングファンは意匠的にも空間の素敵なオブジェになるので、とても重宝します。
同時に室内の空気循環にもとても大きな効果をもたらします。
階段の上り際や吹抜けに使用すると、上層部との温度差を撹拌してくれますので冷暖房の効率も上がります。
でも私が一番大事にしている事は、風を感じるという事です。
家の中で風を感じるという事は、感性が起きます。
匂いも感じます。
止まっていた空間が動き出します。
植物の葉も揺れ始めます。
風を感じると人の気配や雰囲気が生まれます。
なんか音楽も流したくなります。
風を感じる家って、私は大事だと思っています。